岩崎柚香さん
テイ・エステック株式会社勤務
将来的に、ただ資格を取るだけでなく、それを活かせるような力を身につけたいと思っていました。そして、日々変化していく社会の中で、安定して働ける職種を考えたとき「簿記」や「会計」の知識を活かした「経理職」が最初に思い浮かびました。それは経理がどんな会社でも絶対に必要な部門で、簿記・会計を学べばどんな会社でも通用する人財になれると考えたからです。
そんなとき、高校の先生から自信をもって勧められたのがCPAでした。その後、未来塾や簿記学習会に参加したのですが、校長先生をはじめとする諸先生方の熱意と学生達の真摯に向き合う姿勢に圧倒され、他の学校とは違う何かを感じ、ここでなら私の考える「社会で通用するスキルを身に付けられる」と確信したため、入学を決めました。
CPAでは日々の授業に加え放課後の自習時間を設けているため、1日の学習時間が12時間を超えます。さらに授業がない日曜日にも学校に来て、分かるまでとことん考え、突き詰めるという学習方法を実践していました。こうして2年間休むことなく簿記の学習を続けるのですが、時には壁にぶつかることもあります。私の場合、今までわかっていると思っていた部分(問題)が突然解けなくなったことがありました。その経験により、私が理解していたと思っていたことは表面的な部分だけで、本質の部分はしっかりと理解できていなかったのだと実感し、悔しい気持ちと今まで分かっていると過信していた自分を情けなく感じました。こういった状況を打破するために、何が分からないのか、本質はなんなのかということを、とにかく考える習慣をつけました。もちろん先生方がサポートをしてくれているのですが、ぎりぎりのところまで自分の思考力を使って悩み、時には周りの仲間(生徒)同士で議論をし、理解を深め合っていきました。現在、私が経理として職務に就いていられるのは、この時切磋琢磨した仲間達や、考え悩みぬいた経験があったからだと思っています。
これから社会に出ていく皆様へ。近年の社会はめまぐるしく変化しています。そんな中で、必要とされる人財になるためには、どんなスキルが必要になるでしょうか?かつての私がそうであったように、CPAで仲間と共に切磋琢磨し合っていけば、自ずと答えがでるはずです。
この先の未来で、機械(AI等)にとってかわられない人財になり、皆さんが最前線で活躍できる日を心待ちにしています。