税理士コース – 片岡真一さん

片岡真一さん

大野木総合会計事務所勤務(平成21年卒業 千葉県立船橋高等学校 普通科出身)
辛い試験を乗り越え、様々な経験を積み、税理士として活躍して欲しい。

税理士コースOB 片岡真一さん高校の進路指導室にCPAの資料があり、また、進路指導の先生に会計関係の学校に興味があることを伝えたところ、CPAを勧められました。もともと私は大学進学を志望していましたが、漠然と自分のやりたいことも見えず、大学に進学するのは時間の無駄ではないのかと思う気持ちもあり、もっと将来を考え、専門的な資格を取得した方がいいのではないかと思っていました。 実際に学校見学に参加してみたところ、会計の分野がこれから仕事をしていく上でとても大事だと身に染みて感じました。また、CPAのカリキュラムや実積、学習環境などを調べるうちに、少しずつ会計に興味を持ち、自分の限界まで勉強してみようと入学を決めました。  私は簿記や会計に関する知識がなく、周りの友人たちについていくのもやっとでしたが、日々の勉強をこなしていると毎日があっという間に過ぎていった記憶があります。そしてCPAは、私のような学生であっても、きちんとフォローアップし、解らない所は理解できるまで親身になって教えてくれる先生方がいます。また講師だけでなく、学生同士でも勉強を教え合い、一緒に悩み、解決するということもあります。それを通じてただ単純に教えてもらうのではなく、悩むことや考えることが勉強をする上でとても大切なことだと学びました。

税理士試験の受験をしている時は、その辛さに心が折れそうな時もありましたが、講師の先生方のバックアップや、同じ状況で頑張っている友人たちの存在があったおかげで、なんとか合格までたどり着けました。講師の先生方、友人たちにはとても感謝しております。
実際に仕事を始めてから実感した事ではありますが、CPAの勉強方法は「自分で調べ、疑問を持ち、理解する」というプロセスを踏むため、必然とその3つの要素を身につけることが出来ます。税理士は税の専門家であり、クライアントに対していつも最善の選択を提供できるようにしなければなりません。実務においても、一つの取引をする上でどのようにスキームを組成するかで、税務上の取扱いや、特例の適用の可否など様々な点で影響があります。これら3つの要素は税理士である以上、当然のごとく求められることであり、その要素を勉強しながら身につけられたことは、私が今後税理士として仕事をしていく上で、とても貴重な財産であり、それを学ぶことのできたCPAでの日々すべてがすばらしい経験でした。

私は現在、税理士として都内の会計事務所に勤務しており、個人及び法人の会計税務顧問と並行し、相続や譲渡などいわゆる資産税の分野の業務を行っております。税務申告書の作成や税務相談、節税スキームの組成など幅広い範囲の業務を担当させて頂いており、とても充実しております。税理士の業務として全てにおいて共通することは、「結果があり、その結果に基づいてどのような税金が生ずるか」ということではなく、「どのようなプロセスを経て、どうすれば節税ができ、また、どのような効果があるか」という点を如何に提案及び実行していけるかであると思います。クライアントの意向を最大限に汲み取り、その実現に向けて広い視野をもってサポートしていくということが税理士として本来求められる姿ですので、クライアントにとってそういう存在になれるよう、精進していきたいと思っております。

税理士の業務は多岐にわたり、様々な知識が問われます。クライアントに一番近い存在と言っても過言ではないくらい、税務の範囲を越えた部分の相談なども受けることがあります。これらのクライアントの多種多様なニーズに応えるためには、常に新しい知識を吸収し、いろいろな角度から広い視野でものを見る必要があり、一筋縄ではいかないことが多々あります。簡単なものばかりではなく、むしろ難題の方が多いかと思いますが、それらをやり遂げた時やクライアントが喜んでくださった時はとても充実感があります。

まだ、試験勉強の段階では、どのような業務を行っているのか想像がつかないかと思いますが、みなさんにも是非税理士試験に無事合格し、実際に税理士となり、これらの経験をして頂きたいと思います。試験勉強はとても辛く大変ではありますが、それを乗り越え税理士として将来活躍できる事を願っています。